チタン製のアウトドアギアといえば、食器やクッカーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
興味はあっても、”高価だから手を出しにくい”と感じている方もいるかもしれません。
ここでは、取り入れやすいチタン製のアウトドアギアをシチュエーション別に紹介します。
キャンプで取り入れやすいチタン製の食器

最初に取り入れやすいギアとして、シェラカップやマグカップなどの食器がおすすめです。
耐食性が高くサビにくい、軽いのに頑丈、金属アレルギーも引き起こしにくいので、アウトドアギアの中でも頻繁に使う食器には最適です。
【シェラカップ】食器の中でも使用頻度が高いシェラカップ。チタン製ならスタッキングしても重くなりません。
【マグカップ】シェラカップと同様に出番の多いコップ類。チタンは熱伝導率が低いため、熱い飲み物でも口を火傷しにくく、持ち手も熱くなりにくいのが特徴です。
【カトラリー】スプーンやフォーク、お箸はキャンプ以外でもお弁当などに使えるアイテムです。

シルバーアントのチタン製品でも、最初に取り入れるチタンギアとして圧倒的に多いのはカトラリーです。
キャンプや登山におすすめのチタン製のアウトドアギア
ソロキャンプや登山を楽しむ方におすすめのチタンキャンプギアを紹介したいと思います。
少し道具にこだわりたいと思う方も参考にしてみてくださいね。
【クッカー】ソロキャンプや登山でよく使うアイテムです。アルミ製のクッカーも軽量ですが、チタン製は多少雑な扱いをしても凹んだりせず、頑丈なのでおすすめです。
【ボトル】保温・保冷性の高いボトルは重くなる傾向にあり、強い衝撃には気を遣う必要があります。
移動中の水分補給用として使うなら、チタンのボトルは軽量で、軽さを重視する方におすすめです。
ダブルウォール(二重構造)のボトルは、保温・保冷もカバーします。
【ペグ】キャンプや登山には欠かせないアイテムですね。
特に登山でテント泊をする方にはチタンペグは必須アイテムでしょう。
チタンのペグは頑丈なので、多少地面が硬い所に打ち込んでも曲がることなく使えます。
テントの大きさ、地面の硬さに応じてペグの長さ、形状を選ぶ必要はありますが、買い換える頻度が減るのが嬉しいですね。
キャンプでは、テント設営に少なくても6~8本のペグを使います。
チタンに変えることで、大幅な軽量化が期待できます。
ペグの重さを比較してみよう
以下は、よく使われる20cmサイズのペグの材質ごとの重さと特徴を比較した表です。
チタンとアルミのペグがかなり軽いことがわかりますね。
材 質 | 重 さ(約) | 特 徴 |
チタン | 15g ~ 25g | 軽量で錆びにくいが、価格が高め |
アルミニウム | 15g ~ 30g | 軽量で安価だが、曲がりやすい |
ステンレス | 40g ~ 60g | 錆びにくく強度があるが、重め |
スチール(鉄) | 50g ~ 80g | 強度があり安価だが、錆びやすい |
鍛造(スチール製) | 80g ~ 120g | 高強度で曲がりにくいが、重い |
焚き火周辺に使えるチタン製品

キャンプで焚き火、癒されますよね。
焚き火を眺めながら、コーヒーを飲んだり、または調理を楽しむ方もいらっしゃると思います。
チタンの融点は約1668℃と非常に高く、耐熱性に優れていて、焚き火でお湯を沸かすことにも適しています。
また、チタン製の焚き火台は、コンパクトで軽く、持ち運びしやすいのが特徴です。
まずは手に取りやすいものから始めてみよう
キャンプギアとしてだけでなく、自宅でも使えるカップやカトラリー類は特におすすめです。
普段からどんどん使って馴染ませるのも楽しみのひとつですよね。
ショップで、チタン製品を手に取ってみてください。
その軽さに驚かれるはずです。
風の強い日には注意です。うっかりすると飛ばされますよ!

学童保育のキャンプ委員をしたことがきっかけでキャンプにハマり、以来20数年夫婦でキャンプをしています。2016年に保護犬を迎えてからは犬連れキャンパーに。
ブログ「ははぶろ」ではキャンプ場の紹介や犬とのお出かけを書いています。